ピラティスを始めたいけれど、どんな服装で行けばいいのか分からない…
そんな悩みを抱える40代・50代の女性はとても多いです。
実際、年齢を重ねると「体型が気になる」「露出が心配」「動きにくい服はイヤ」など、不安が増えてしまうもの。でも、正しい服装を知っていれば、もっと気楽にスタジオへ足を運べるはずです。
この記事では、初心者が安心してピラティスを始められるよう、服装選びの基本から注意点、スタジオで浮かないためのマナーまで、わかりやすくご紹介します。
ピラティスに適した服装とは?
まずは基本から。ピラティスに合った服装を知ることで、快適さと安全性がグッと高まります。
体にフィットする動きやすいウェアが基本
ピラティスは、姿勢や呼吸を整えながらゆっくりと体を動かすエクササイズ。そのため、体のラインがある程度見えるフィット感のある服が適しています。
特に40代・50代の方は、「体型を隠したい」という気持ちもあるかもしれませんが、ゆったりしすぎる服は動きにくく、インストラクターも正しい姿勢をチェックできなくなります。
おすすめは
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伸縮性のあるTシャツや吸汗速乾のタンクトップ
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ハイウエストのレギンスやストレッチパンツ
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冷えが気になる方は薄手の羽織りも◎
無理に肌を露出する必要はなく、清潔感と動きやすさを両立できる服装を心がけましょう。
ピラティスとヨガウェアの違いは?
見た目は似ていますが、ピラティスは「体幹トレーニング」に重点を置くため、より身体のラインを意識しやすいウェアが好まれます。ヨガウェアよりも少し機能性を重視して選ぶのがおすすめです。
トップス・ボトムスの選び方のポイント
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トップスは腕を上げてもお腹が出にくい丈感が安心
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ボトムスは伸縮性があり、膝の動きを妨げないもの
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色はグレー・ネイビーなどの落ち着いたトーンが人気
「おしゃれ」と「快適さ」のバランスを意識すれば、自然と自信を持ってレッスンに臨めます。
スタジオに通うときの服装マナーと注意点
スタジオでは「他の人と同じ空間で動く」ことも意識して、最低限のマナーを守ることが大切です。
スタジオで浮かないための服装マナー
スタジオによって雰囲気はさまざまですが、40〜50代の女性には落ち着いた服装が好印象。
派手すぎる柄や露出の多い服は控えめにし、清潔感を重視しましょう。
迷ったときは
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黒・ネイビー・ベージュなど落ち着いた色を選ぶ
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体型を拾いすぎず、ラインを隠しすぎないバランスを意識
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髪はまとめて、首元をスッキリ見せるのが◎
金具やファスナー付きはNG?
背中やヒップに金具やジッパー付きのウェアは避けた方が無難です。仰向けになる動きが多いため、金具が当たって痛みを感じたり、マットを傷つけてしまうことがあります。
また、着替えやすいかどうかも大切なポイントです。
汗対策や透け防止のポイント
40代以降は「汗ジミ」や「透け感」に敏感になりやすい世代。
淡色系のトップスを着る場合は、インナーに吸汗速乾素材を重ねるのがおすすめです。レギンスも裏地付きや濃色を選ぶと安心感があります。
ユニクロ・GUでもOK?プチプラでそろえるピラティスウェア
「高いウェアじゃなきゃダメ?」と思う方も多いですが、ユニクロやGUでも十分対応できます。
安くても問題ない?初心者が重視すべき3つの基準
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ストレッチ性(動きやすさ)
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通気性・吸汗性
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フィット感(姿勢が確認しやすい)
これさえ押さえていれば、ブランドにこだわる必要はありません。
実際のおすすめアイテム(例)
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ユニクロ:エアリズムブラトップ・ウルトラストレッチレギンス
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GU:アクティブシリーズのスポーツトップス・レギンス
おしゃれなデザインも多く、スタジオでも浮きません。試しやすい価格帯なので、最初の1着にもぴったりです。
ブランドものとの違いはある?
ブランド品は耐久性やデザイン性、動きやすさに優れていますが、初心者が始める段階では「まずは続けられるかどうか」が最優先。
慣れてから買い替えるのでも十分です。
季節別~春夏秋冬で快適に過ごせる服装のコツ
季節によって、快適に動くためのポイントも少し変わってきます。
春・秋の重ね着アイデア
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長袖シャツや薄手のパーカーを上に羽織ると体温調整がしやすい
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レッスン後の冷え防止にも役立ちます
夏は通気性と吸汗性がカギ
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ノースリーブや半袖Tシャツ+インナーで快適
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メッシュ素材や速乾系のトップスがおすすめです
冬は保温と動きやすさのバランスが大切
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起毛素材のレギンスや裏フリース付きも◎
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動き出すと暑くなるので、脱ぎやすい重ね着を心がけましょう
初心者がやりがちなNGコーデとその理由
「これなら大丈夫だろう」と思って着た服が、意外とNGだった…なんてことも。
ダボダボすぎる服はNG
動きが見えづらく、フォームが崩れやすくなります。インストラクターにも伝わりにくくなるので注意。
露出しすぎも不快感につながる
特に年齢を重ねた女性にとっては、過剰な露出は「見られている意識」が逆にストレスになることも。
派手なロゴや色に注意?
個性的すぎるデザインは浮いてしまう可能性も。初心者のうちはシンプルで品のあるコーディネートが安心です。
【まとめ】動きやすさ+清潔感がピラティス服装の基本
ピラティスは、年齢に関係なく誰でも始められる運動です。だからこそ、服装も「無理しすぎず、でもだらしなく見えない」ことが大切です。
40代・50代の女性が安心してスタジオに通うためには、動きやすさ・清潔感・体温調整のしやすさを意識した服装選びがポイント。
まずは手持ちのウェアで試してみるのもOK。慣れてきたら、少しずつ自分らしいスタイルに近づけていきましょう。
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